理佐ちゃんとデート♪

「コート・コレクション、…さっさと更新しないと、冬が終わっちまいますぜ」という、鋭い指摘を受け、ちょっと気にしている理佐ちゃん。
この調子で行けば、今年の冬が来る位までには終わるかと…?

このサイトにはサブタイトルがやたらと多い。「ソドムとゴモラとお嬢様」、「罪深き女装少年」、「悪のロングブーツ娘」、「お気軽理佐ちゃん」、「楽しい田舎暮らし」…あれ? だんだん生活くさくなってきたな…。
そんな中に、「帽子と手袋とコートとブーツ」というのがあるのだ♪ 
頭、カラダ、手、そして足…それらを全て、御自慢の可愛いファッションアイテムで包み込めば、気分は御機嫌♪
「包み込まれたい、守られたい」願望の強い理佐ちゃんは、この4つが大好きなの♪

さて…キミは、都合の良い偶然で、「聖長靴女学院高校」へ通う、理佐ちゃんと知り合う…。
成績優秀で、部活はバトン部、趣味はピアノと乗馬…
なんだかお約束の、「お嬢様キャラ」である…。
しかし…「聖長靴女学院」は、女学院とは名ばかり、公正取引委員会に訴えられかねないような、れっきとした男の子の為の学校。 上流階級のの女装少年だけが通うことが出来る、ある意味ヤバい(ある意味じゃなくてもヤバいだろ…)学校なのだ!
理佐ちゃんも、やっぱり男の子なのか…そう、キミは悩む…

ある日、キミが駅前を歩いていると…なんとあの理佐ちゃんが、セーラー服にロングブーツの制服姿で、これもまたお約束の、超ヤバそうなヤラレ役不良グループにからまれているではないか♪
幸いキミは多少武道の心得があり…見事完勝…とはいかなかったものの、なんとか追い払う事が出来た…。
理佐ちゃん、大感激…これも三流エロゲームのようにお約束である…

で、三流エロゲームのストーリーは進み…なぜか街角で、やたらと理佐ちゃんに出会い、お話をしたりする…。理佐ちゃんは、見た目ももちろん、性格もまさに女の子だ…。 お花やお人形が大好きで、お料理やケーキを作るのが好きで、とっても健気で、清楚で、思いやりがあり…

そんな理佐ちゃんをデートに誘ったら…なんと…条件付OKをもらった…!
「あの…門限が夜6時なので、それまでにおうちへ帰して下さいね」
…今時門限6時かよ…(「部活はどーしてるんだ」というようなツッコミは無しな…)

約束は次の日曜日。時間は午前10時。場所は、改札口の前…
そこに待っていたのは…はじめて見る、私服姿の理佐ちゃん…
ファーの襟と、同じファーのボンボンがなんとも甘口な…ベージュの、シンプルで、それでいて上品で清楚な、お嬢様コート…
赤茶のフェルトの帽子。幼稚園児のようにたすき掛けにしたバッグ。そして、黒い革の手袋とロングブーツ…派手ではないけれど、どれも上品で、「本当に良い品」に見えた…。

「ほら、このニコタマちゃん(二子玉川ではない。ボンボンの事だ…)がですね、一歩、歩くたびに『ふりんふりん』揺れて、可愛いんですよぉ♪」
理佐ちゃんは微笑みながら、とってもうれしい事があったかのように、お喋りする…。
「それでですね…こうすると、ほらあ!」
理佐ちゃんはくるりんと一回転。すると、コートの裾がふんわりとふくれて…
理佐ちゃんの「ニコタマちゃん」も、遠心力で、ふんわりと宙を舞う…

「可愛いね…コートも、「ニコタマちゃん』も…理佐ちゃんも…」
一瞬、真っ赤に上気した理佐ちゃん…。
その照れ隠しをするかのように、「あ、あ…もっと見せちゃいます♪ 大サービスなのです♪」
くるりん…くりるん…
本当に大サービスで、二度、三度と、ロングブーツの爪先を中心に、回転する理佐ちゃん…

5回目の回転が決まった時…
ふいに、理佐ちゃんのカラダが、キミのカラダに寄りかかる…
「ど…どうしたの? 理佐ちゃん…?」
ちょっとあわてて、理佐ちゃんのカラダを支えるキミ…

「エヘヘ…。ちょっと…目が回っちゃいましたあ…♪」
あどけない、本当にうれしそうな笑顔で、キミの瞳を覗き込む理佐ちゃん…
華奢なカラダ…恥ずかしがるような息遣い…ときめくような心臓の鼓動…
それらが…キミの、理佐ちゃんを守るように回した両腕と胸板に伝わる…

「この子もカラダは、ボクと同じ、男の子…それなのに…こんなに…女の子らしい女の子なんて、この世にいるんだろうか…」

「あの…」
「なあに? 理佐ちゃん…?」
「今度…乗馬の大会に出るんです…あの…あの…」
「…?」
「あの…見に来て…下さいますか…?」

「うん。応援しに行くよ…」
「…! 本当…本当ですかあ…?」
「うん。理佐ちゃんの乗馬服姿も、きっと可愛いだろうな!」
「うれしい…頑張ります! 理佐、本当に…本当に頑張ります!!!!!!!」

「エヘヘ…なんだか安心しちゃった…」
「断るかと思った?」
「…クスン…うれしいな…うれしいな…」
「…」
「理佐、今回の障害は、飛べるかな…って、不安で、不安で…」
「…」
「でも…あなたが見ていてくれたら…きっと…」
「…」
「あ!」
「どうしたの?」
「理佐、うれしくなって、安心したら…お腹がすいちゃいました…♪」
「ハハ♪ そうか…お昼ご飯食べようか?」
「はい! 一緒に食べましょう! うれしいな・・・うれしいな…!!!!!!」

デートは6時終了…
まだ時間は十分ある…
キミは理佐ちゃんの、革の手袋に包み込まれた手をつなぎ、理佐ちゃん好みそうな、小奇麗で、美味しくて、且つ、なけなしのバイト代でなんとか払えそうな程度に高級なお店を探し始めた…。


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にゅ♪ どうだね♪ 理佐ちゃんとキミの、ラブストーリー…?
こんな理佐とデートをしたら…もしかして、禁断の果実を齧る…?
それとも…?

ふっふっふ…罪深い企画よ…♪
黒光りする、細くて長い、手袋とロングブーツ。
そして「ふりんふりん」する「ニコタマ」ちゃん…
深い所で、「この子は本当は男の子」という暗示を匂わせ…
甘く、切なく、儚い…
女装少年との愛という、青春のひと時の、幻の夢…

ひと時の、全てが正確で、そして儚い…夢の想い出…
若き日の…若さゆえの…
白日夢だったのか…あの日々は…

どど〜ん(効果音)
Fin
(そのあと、スタッフスクロール…)


ふ…決まったな…♪
さて、帰るとするか…♪


「待てい! 川辺!!」
「…なんだ?黒理佐…?」

「おまえ…エロゲーム、やりすぎだろう・・・?」
「どっきん!」

「図星だな…? それも、クサい三流エロゲを…」
「そ…そんな事…な…な…ないよ…!」
「山積みワゴン投売りの999円のなんか、特にな…」
「(心臓)バクバク…そんな事、するわけ無いだろ…へっへっへ♪」
「アヤシイ…!」

最後に、コケた…
これも、また、良き哉…♪



コートコレクション U

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