一見、ショートヘアーの清楚なお嬢さんと、可愛らしい少女服の組合せ。
お嬢さんは素直で聡明で、なにより真面目で、親の言う事をよく聞きそう。勉強も得意で、趣味は乗馬とヴァイオリン…男の子なら、ちょっと憧れませんか?
そんなお嬢さんが、ご両親とお出かけする時の服装のイメージ。レース襟のブラウス、ベージュのジャケット、キャメルのジョッパーズパンツにロングブーツ、手袋…ちょっとボーイッシュに、活動的に。愛娘の成長を喜ぶご両親の前で快活にお喋りし、華奢なヒールを鳴らしながら、「お父さん、お母さん、こっちこっち♪ ほらぁ、見て、ステキ…」と、無邪気に手招きする…

しかし…その娘は、実は男の子。
そう、見た目の愛らしさとは裏腹の、自然の摂理を踏み躙った、罪深き存在。
艶かしく、妖しく光り輝く黒い本革エナメル製の手袋とロングブーツが、「この子は、本当は男の子である」という秘密を暗示しているかのように…

そう。鋭角的な爪先、括れた足首の部分に出来た皺、微妙なカーブを描くふくらはぎ…膝から下をぴっちりと包み込み、長く細い、美しいフォルムを描くロングブーツ。
それはフロイト的に見ると、攻撃的で支配的な、細く長い形状や、全身から放つ光沢が、男性のペニスの象徴なのかもしれません。女性のロングブーツ姿を愛好する男性が多い理由、それは、女性が「ロングブーツ」というペニスを履いているから…そして女性が、女性・男性という枠を超越した=自分を超えた「優越した存在」に見えるからかも知れません。そして、そうしたユニセックスなファッションが、女性の場合にのみ市民権がある…というのも、現在の女性上位志向の遠因なのかもしれません。

その上、それが女装少年だったとしたら…?
レース・フリル・リボンといった、ヒラヒラとした愛らしい、被支配的な女性の象徴と、手袋・ロングブーツといった、威圧的な男性の象徴に身を固めた、「男性の象徴を持つ」女の子。それが実は、本物の男の子だったら…?

そして、そんな「優越した、優等な人類」である女装少年同士が、奢りきったファッションに身をまとい、またある時は凛々しい帝国主義時代的な軍服や乗馬服といった男の子ファッションに身を固め、愛し合い、絡みあう…。彼らが身に付ける毛皮の付いたコートやマント、革製の手袋やロングブーツは、人間のエゴイズムの象徴。それは女装少年の存在と同じように、砂上の楼閣のような存在。華麗で、気高く、誇り高く、そして脆く、儚く、滅んでいく存在…
Sinful but beautifil…そのあたりが、貴族的退廃の香りも高い、「ロングブーツ女装少年」の魅力かもしれません…。

左の写真は「女装少年」の黒手袋&ロングブーツモード。
本革エナメルは大好きです。普通のエナメルの、ツルンとした表面と、それでいてヌメヌメとした光沢もスキですけれど、本革エナメルには、エナメルの光沢に加えて、「革」という材質の持つ高級感、エゴイズム感を味わえ、更にやわらかい履き心地と、理佐の体温が手袋やロングブーツに移って温もりを持った時の「一体感」が味わえ、とても気持ちのいいものです♪

更に「罪深さ」を高める為に乗馬用の長鞭で、サディスティックに(裏返しのマゾヒスティックに)味付け。女装少年同士で愛し合い、女性はお友だち、男性は奴隷、でも一部の相手には…そんな小悪魔的魅力を引き出す感じですね? …もう悪魔そのもの?
そんな小悪魔だからこそ、あくまで見た目は清楚で可愛く。メイクもナチュラル(実際には撮影用なのでかなりキツいけど…笑)。
設定年齢は14歳。…この位が女装少年の華でしょう…罪深すぎ?
異性装者で同性愛者。フェテシシストでサディストでマゾヒストで、おまけに性格はワガママで高飛車で、残酷好きで、そのくせオカルト好きで、破滅願望あり…
こんな14歳があちこちにいたら…少子化が一層進んでしまうかも…。





とまあ…同人誌的世界を理佐的にアレンジしてみましたが、いかがでしょう?
そこ、「フロイトはなんでもペニスとヴァギナの象徴にするんですよねー、バカの一つ覚えみたいに」「精神分析入門とか、いまだに研究してる化石みたいな人、いるんですかぁ」なんて、醒めたことを言うんじゃないぞ♪ 
理佐は心理学専攻でも精神神経科専攻でもないので…。






「女装少年」は優等人類?
〜罪深い故、愛らしく…倒錯の美学〜

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長鞭を持ち、謎の微笑を浮かべる少女。この少女が本当は男の子…
そう考えると、最初見たときより、もっと可愛く見えませんか??
もしそうなら、それは女装少年が女の子を超えた瞬間なのかも…
でも、よく見ると、ホラ、やっぱり男の子?
この本革エナメルのロングブーツも手袋もお気に入りです







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