女装少年は優等生
ゴシックロリィタ Ⅱ
さて、「理佐的美術論」ばかりやっていると不評を買いそうなので…お気軽路線に戻りましょうか…？
ゴシックロリィタできめるなら、ランジェリィは、もちろん、レースとフリルとリボンで飾りあげられていなくっちゃね。
次にコルセットの編上げられたブレードで括れた腰に、黒いガーターベルトを巻き、そこから左右に二本づつ伸びたサスペンダーの靴下留めでレースが付いた黒いストッキングを器用に吊り留めます。
その悩ましい姿を焦らすかのように、長い丈のドロワーズで隠すと、その上にふわりと膨らんだ白いパニエを穿き、その上に白いペチコートを穿き、黒い別珍のドレスを身に纏います。
更にその上にケープを羽織り、リボンの付いたヘッドドレスの紐を蝶結びに締め上げ、硬めの黒い革エナメルのロングブーツを履き、手袋を両手に嵌めると、
これで良しとばかりに、少し陶酔したような、満足したような笑みを浮かべる…
でもそれは女の子ではなく、男の子だったとしたら…
退廃的で終末感の強いゴシックロリィタなら、それも魅力の一つとして受け入れ、見る者を退歩と倒錯の虜にしてしまうような、不思議な力があります…。
こんなゴシックロリィタ女装少年のお相手には、やはり帝國主義時代風の軍服に手袋とロングブーツを身に付け、腰にピストルとサーベルを下げた将校さまがお似合いかな…？
なんだか表情が、「退廃的」というより「優等生」っぽく映っちゃったかなあ…？（１枚目とは、撮影日が違います）
でも、真面目で成績優秀、趣味は乗馬…そんな正統派お嬢様的女装少年君好きな方には、たまらないかもしれませんね…？
画像はレースの模様を引き出すために、若干シャープさをきつめにしてあります。やわらかい画像がお好みの方は、お手持ちのソフトで少しぼかして見てください。幻想的な画像を楽しめます。
