ソドムのお嬢様はコートがお好き
〜女装少年と皮革と毛皮と…〜

「ソドムとゴモラとお嬢様」。
もともとのこのサイトのキャッチフレーズ。
いわずと知れた、聖書に登場する罪悪都市。同性愛と淫乱と悪徳の都。正しい者が住人にも満たないその罪深さゆえ、神に滅ぼされた都市…

…しかし、ひねくれ者の理佐には、こんなに魅力的な街は無い。女装少年にとってはきっと天国…栄華とおごりの果ての背徳に満ちた都市、それ故に甘い香りに満ちた都市…。
最後に神の罰が下り、宮殿の壁が崩れ、地面が揺れ、逃げ惑う市民は瓦礫の下敷きになり、女帝ベラも崩れてきた宮殿の瓦礫に押し潰され…というラストシーンも、どこか滅びる者の美しさや気高さを思わせ…退廃的終末志向少女?だった理佐には、一層「一度行ってみたい」という想いを抱かせた…

そんなソドムの持つ「反自然的」魅力をモチーフにしたコーディネート?
(ソドムもゴモラも温暖な死海沿岸に在ったらしいから、コート姿は違うんじゃね〜か?って思ったヤツ…夢が無いにゅ〜!!)

毛皮の襟袖の付いたコート…毛皮は人類のエゴイズムの象徴。それを上品なウールのお嬢様コートにあしらえば、小悪魔お嬢様♪ 金ボタンでどこか軍隊的も味付けしてみました。
インナーはトップ画像のヴィヴィアンスーツのコーディネート。
膝上までのスーパーロングブーツと手袋は、カーフの本革にエナメル加工をしたもの。カーフ革の柔らかさとエナメルの光沢の魅力。脚や手を動かすたびに出来る幾重もの皺が、それを見るものを興奮へと誘います。
その手袋を嵌めた手には、「長鞭」…それは奴隷どもを打つ為なのか、それとも退廃したSM式快楽の為の物なのか…想像力を掻き立てます。
ヴィヴィアンウェストウッドのプリンセススーツを敢えてインに隠してしまうのも贅沢。
カチューシャの代わりに帽子を被りました。フェルトのお嬢様帽子。
帽子と手袋とコートとブーツ。ソドムのお嬢様…女装少年が着込めば、こんなに甘く、罪深く、セクシィで…素肌を見せないが故の魅力。皮革と毛皮とで身を飾る事の魅力…。
どこか勝気で、挑戦的なソドムの女装少年。こんな姿で快楽に溺れ、諫言も訊かずに脱出を拒否…
最後に、ソドムの街と共に滅んでいくその姿は、「破滅美学」としてはかなりの名シーンとして、後世にまで残るはず…


しかし…現実はそう甘くないのかも…
実際のソドムとゴモラは単なる大地震と地すべりで被害を受けたらしいし…それも直接的致命的な被害でなく、この地震の経済的被害から、近隣の被害の少ない都市に移住していったという形で…
「塩の柱」にされたイルディス。これは今も見ることが出来る。実際その塩の柱はあるのだが、なにしろここは「死海の岩塩」の産地。塩の柱なんて目の前に無数にある…
「お〜い、どれがイルディスの分なんだよ?」なんて皮肉を込めて尋ねると、「どれでも好きなヤツ(塩の柱)でいいよ。その前で記念写真を撮ってやる」と言われ、チップを取られたりする…

おまけにこのサイト、すぐに「明るい農村・楽しい田舎暮らし」的方向に突っ走るし…

…なんだか夢の無い世の中になりましたにゅ〜♪








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「ねえ、あなた脱出しちゃうの? 大丈夫だよ♪ このまま僕と一緒にここで楽しく過ごしましょ♪ もし本当に罰が下っちゃったら…その時はその時、僕と一緒に滅ぼされちゃいましょ♪ ネ?」

そう言われたらその気になっちゃう…というキミ。
…どうもキミは
騙されやすい性格のようだにゅ…
各種詐欺、ヘンな宗教からの勧誘、壷や多宝塔や健康食品のセールスなどには、十分注意するようにだにゅ…

でもでも…これ、けっこうカワイく撮れたにゅ???

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