聖長靴女学院とは

はじめまして。聖長靴女学院中等部3年生、川辺と申します。
以後、宜しくお願い申し上げます。
中3のわりに大人びていると?…正直に仰りなさい…(ちょっとムカつく)

冒頭にもありましたように、「聖長靴女学院」は、女装した男の子だけが在籍する、罰当たりで不思議な学院でございます。
全寮制で、幼稚園から高等部まで、生徒全員が寮暮らしをしながら、勉学やスポーツに勤しんでおります。
「幼稚園や小学校まであるのか…!」と、驚かれたようですね。
はい。ございます。「女の子の服を着たい男の子」「女の子として暮らしたい男の子」に、年齢は関係ありません。こうした願望は、むしろ幼少の頃からありますし、もしかしたらすでに生まれつき、持っているものかもしれません
…女装児童を見てみたいと…ダメです。条例にひっかかります。そういう方は、秋葉原か有明に行くとよろしい…と、シスターが仰ってました。
川辺は…もちろん、幼稚園からずっとこちらでお世話になっております。

そもそも「長靴女学院」が何故出来たかと申しますと…21世紀初頭、上流階級の子息を中心に、女装文化が隆盛を極めました。女の子たちが女の子らしさを失っていた時代、逆に男の子たちが、「女の子らしさ」を求めた結果、自らが「思い描く女の子」になろうとしたのかもしれません…
最初は「女の子の服を着るだけ」という願望だけだったものが、やはり人間は欲深いもの。あれもこれも…と、欲望は膨らんでいったのでございます。
しかし、公序良俗の名の下、そうは自由が利かない…そこで、全寮制私立学校という環境にあれば、本人も、家族も、周囲の目を気にする事無く女装少年生活を続ける事が出来る…という思想から、この「聖長靴女学院」が生まれました。

山の中ではかえって目立つ為、場所は東京近郊のありふれた学園地帯。
普段は学園の中で暮らしていますが、年に何回かの外出許可日には、思い思いの姿でショッピングなどを楽しみます…
そんな罰当たりな学園なら、大金持ちの放蕩息子ばかり…とお思いでしょう。
しかし…実は旧帝大をはじめとする国公立大学やS・K・J大、更には英国や米国東部の名門にも、人数からすると恐ろしいほどの合格者を輩出しております。

我が家の息子も是非入学させたい…ですって…?
試験は厳しいですよ。学科だけではなく、ファッションやメイク、マナーなど、様々な試験をパスしなければなりません。
入学時には入学金、寄付金、制服代…と色々かかりますし、授業料、毎月の寮費も、ちょっとお高め…

女子禁制・ノーマルの男子も禁制の「聖長靴女学院」。
これから少しだけ、ヴェールの向こうの「秘密の花園」を、ご紹介する事にしましょう…。

な、なんでしょう? そのお目の輝き…
川辺、ちょっと怖く思います…??

「聖長靴」女学院には沢山の種類の制服がございます。
こちらが普段の授業の時などに着ている、「聖長靴女学院」の標準服です。
オーソドックスなセーラー服。
セーラー服は昔も今も、女装少年たちの憧れなのです。
白いスカーフは清楚な女学生の象徴。
左腕のエムブレムがアクセントであり、チャームポイントですよね。
スカート丈は、今風のこの長さ。
紺のハイソなんて履きません…日本の女学生は、伝統の「黒ストッキング」。
素肌を見せるなまめかしさを押さえる為に採用された黒ストッキング。
それなのにかえって、そのなまめかしさを増してしまうのは…なぜ?

そして…式典の時には、ガーターベルト吊りの黒ストッキングの着用が義務付けられています…
歩くたびにストッキングのつけ根の部分や、白いガーターベルト、そしてスカートが風であおられた時など、純白のパンティがあらわに…
「清貧・貞潔・服従」が校訓の学院なのに…なんと罰当たりな…
マ●アさまがみていらっしゃったら、なんとお思いに…♪
…その画像を見たいですって…?
出し惜しみするのも、一つの「神の試練」と言われておりますので…
あの…けっこう遠慮が無いのですね…皆様方…。

そして、足元のロングブーツ…
ロングブーツは、わが「聖長靴女学院」の名の元にもにもなり、全ての制服に採用されている必須着用靴なのです。
その理由は定かではありませんが…先輩方から聞いた所によりますと、
女の子の靴と思われているロングブーツは、その形状から、実は「男の子の象徴」そのものなのだと…
だから、女装少年の集う「聖長靴女学院」の制服は、全てロングブーツ着用が義務付けられているのだと…

川辺には分かるような、分からないような…
不思議な理由なのですね…?


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